湿潤療法は家でできる!やり方、注意点、キズパワーパッドの使い方

家でできる傷の治療〜湿潤療法〜

傷の治療といえば、消毒をしてガーゼを当てて乾燥させるのがおそらく今でもほとんどの医療施設で行っているでしょう。ほとんどの方も傷は消毒してガーゼや絆創膏を貼るものだと思っているでしょう。

ところが、ここ数年の間に湿潤療法という水で傷を洗って、傷を乾かさない、傷を消毒をしないという湿潤治療の効果が知られるようになってきました。実はこの湿潤療法は、1960年代から世界では広まっていた治療方法です。傷を消毒するもので、消毒しないとバイ菌が繁殖してしまい、化膿してしまうのではないかと思う方は多いはずです。しかし、消毒するより菌が増えないのです。湿潤治療の消毒せず傷口を空気に通さず密封する方が菌は増えず化膿することはほとんどないというデータあります。
傷だけでなく、重度の火傷、ざっくりと包丁で切ってしまった指まで再生させ治癒が難しいとされいた症例をつぎつぎと回復させたということがデータがあるのです。

湿潤療法のメリット、おすすめポイント

傷口がきれい、治りがはやい

細胞や傷口を傷つけてしまう消毒がいらないため傷口は綺麗になります。さらに、傷を湿潤に保つことで通常乾燥で傷の治癒がとまってしまうこともないく傷の治療は止まらずに治りははやいです。

痛くなくない

「痛くない」ということが湿潤療法の最大のメリットであると言われています。
本来であれば痛みが伴う消毒もないので痛みは少ないです。

痛みは組織の損傷により細胞が傷害され,さらに神経終末も傷害されることにより痛
みが発生する。一方,知覚神経を関与しないで表皮細胞が単独で疼痛刺激に反応することによ
り痛みが生じることも発見されている4)。表皮細胞を襲う疼痛刺激が,創部の乾燥であり空気に触れることである。

消毒液には傷口のタンパク質を変性させ菌を除去する

どの消毒薬も基本的にはタンパク質を変性することで細胞を殺し,菌を除去します。
そのため傷口に消毒をすると、傷口の細胞を傷つけるため傷は深くなり悪化し化膿の可能性がでてくるのです。

湿潤療法は治療が簡単、家でもできる

水道水で洗い、乾燥させないラップもしくはキズパワーパッドなどを貼ります。ガーゼや絆創膏などは傷を乾燥させてしまうので使いません。そして、消毒はいりません。
そのため、家でもできるので簡易で簡単です。
この水道水で洗うってのは傷の応急処置として重要です。
病院で消毒が必要な場合でも水道水で洗っておくとよいです。

湿潤療法のデメリット、注意点、失敗の原因

湿潤療法は家でもできるため病院に行かないことで判断を謝り、傷口を悪化させ失敗してしまう方もいます。
以下の注意点には気をつけてください。

高い湿度と高い温度が菌が繁殖する

高い湿度と高い温度では菌が繁殖します。そのため、ジュクジュクしていて、熱をもった傷に湿潤療法しても良くなるどころか傷の治りは悪くなります。また、湿潤療法していて浸出液など液体が垂れてくるような傷は1日に1回となどとよばれる傷のケアも1日に3回は交換した方がよいです。

傷の状態の判断が難しい

また、傷口から感染の可能性がある「犬や猫の動物に噛まれた場合はきちんと消毒と洗浄が必要ですので病院で医者に見てもらうべきです。判断できないときは、医師に見てもらったほうが安心です。

湿潤療法は簡単といってもできない方も多い

湿潤療法は簡単なのですが、簡単でも自分でするためしっかりこの湿潤療法をするのは難しいこともあるようです。
しっかりやり方をみて、傷の状態に応じてやる必要があります。

キズパワーパッドの使い方といつまで貼ってればいい?

キズパワーパッドは、軽めの切り傷ができてしまった時に使うものなので、大きな傷ができてしまった時には効果がありません。これはかさぶたが傷口にできたときに剥がすといいと思います。かさぶたができるまでのサポートをしてくれる商品なので、キズパワーパッドはとても便利です。キズパワーパッドを使うとキズパワーパッドを張っている部分にはバイ菌が入ってこないので、安心して遊んだり外に出たりすることができます。時間もそれまでかからないので、とても便利です。薬局やホームセンターなどでお買い求めが可能なので、とても簡単にお買い求めができます。値段は絆創膏よりも少し高いくらいなので、とても安くてお財布にもとても優しいです。なので安心してお買い求めすることができると思います。アマゾンや楽天などの通販などでもお買い求めをすることができるので、とてもメジャーな商品になっています。これ以上に軽い切り傷に効く商品はないと思います。それだけキズパワーパッドはとても便利で使いやすく、お買い求めがしやすくなっている商品になっています。

傷が治ってきた証拠である上皮化が完了した状態とは?

上皮化が完了した状態とは、傷の上に薄い皮が張って、バイキンが入らない状態になっていることです。この状態になるととても安全なので、とても安心することができます。なので、この状態になるまで、しっかり時間をかけて待つことが大事になってきます。

傷が治ってきて上皮化が完了後も注意が必要

ここまで来るのには、かなりの時間が必要になってくるので、長い間待つことが必要になってきます。安静に傷口にダメージを与えないようにすることが大切になってきます。治療後の中尉は、とにかく安静にして、傷が開いてしまわないようにしてください。まだ傷口はとても開きやすい状態になっているので、とにかく安静が必要です。すぐに開いてしまうと、また閉じるのが困難で時間がかかってしまうので、あまり衝撃を与えないようにすることが大切です。とても便利な療法ですが、このように安静にしておかないとまた療法を受けないといけなくなるので、こうした状態になりたくなければ、安静にしておいてください。

湿潤療法で失敗?化膿と臭いについて

化膿と浸出液の違い

・化膿はお肌が腐ってきていることです。傷が治ってない証拠で悪化が考えられます。肌に悪いので、かなりのダメージがお肌にかかってしまいます。これはすぐに対処が必要ですので、早めに病院にいってください。
・浸出液は体内の液体が外に出ているだけなので、あまり心配することはありません。綺麗で清潔な布なので直ぐに拭き取ってください。あまり雑に拭き取ってしまうと、逆にひどくなってしまうので、丁寧にやってください。

感染症による炎症の4徴候とは

感染症を引き起こす4つの徴候のことで、かなり傷の状態も悪く健康にも被害がでます。

  1. 1つ目は、顔色が悪くなることです。とても顔色が青白くなってきます。すぐに見た目に出てくる徴候なので、とてもわかりやすいです。
  2. 2つ目は鼻水が大量に出てくることです。これもわかりやすいです。
  3. 3つ目は熱が出てくることです。これも高熱が出るのでとてもわかりやすいです。
  4. 4つ目は体調が悪くなることです。とても気分が悪くなります。

このようにわかりやすい徴候なので、この兆候が出てきたらすぐに病院に行ってください。とても体力的にも精神的にもつらいので、早く病院にいって先生に治してもらってください。そういったケアがとても大切になります。感染症はいろんな種類があるので、すぐに治療することが大事になってきます。
湿潤療法で失敗する原因は、あまり疲れていなくて、お肌もきれいな方が治療を受けてしまうと、逆に疲れて、肌も傷んでしまいます。なのでしっかり自分のことを理解することが大切になってきます。とても便利で安心できる療法ですが、このように危険な部分もある療法なので、気をつけて利用しましょう。せっかく悩みを無くしにきているのに、逆に悩みが増えてしまうと、とてもかわいそうです。せっかく並んでお金をかけたのに、とても無駄になってしまいます。なので、先生にしっかりみてもらって、体調管理をしっかりしてから療法を受けに行くことが必要になってきています。

湿潤療法適応ではなく病院を受診したほうがよい外傷

これは、いろいろありますが、明らかに酷い傷や、膿が出てきているような傷はすぐに病院にいったほうがいいと思います。このような傷ができてしまうと、逆に効果が無くなって、傷が酷くなってしまうので、ちゃんとそこは見極めていきましょう。せっかく悩みを無くしにきているのに、逆に悩みが増えてしまうと、いけないです。せっかく並んでいるので、お金や時間を使ったぶんの効果はないと、割に合わないです。とても人気がある療法ですが、このようにデメリットもあるので、とても危険な思いをするひとがたくさんいます。しかし、そのぶんメリットもたくさんあるので、人気の理由になっています。病院ではもっとすごい機械やすごい先生がたくさんいるので、病院にいって傷や膿を治してもらってください。病院だとお金が高いですが、そのぶん効果がとても高いです。専門のお医者さんがたくさんいるので、多くの経験があると思います。とても安心して任せられます。

湿潤療法についてのまとめ

湿潤療法はまだまだ知られていない、理解されていない治療方法です。
また、湿潤療法での失敗も多く報告されているので積極的に推奨されていないのも理由とはなっています。
ですが、この湿潤療法自体はとても理にかなったものですので多くの方に知ってもらえればと思います。
私自身、怪我することがあるのですが、まず水道水であらってキズパワーパッドをつけています。ケロイド体質ですが、問題なく治癒できています。ただ、同じ看護師仲間から消毒しなくていいの?と言われることもあります。まだまだ知られていないことはわかりますが「湿潤療法している」とだけは言っています。
あなたも湿潤療法の注意点には十分すぎるほど気をつけて試してはいかがでしょうか?

参考文献:これからの正しい創傷治療―湿潤療法の取り組み―安藤 善郎